手のひらや足の裏に、左右対称性にうみ(黄色い水ぶくれ)が繰り返しできる疾患です。カゼや扁桃炎などの上気道感染などがきっかけで症状が悪化することもあります。爪の変形や、関節痛、とくに胸骨や鎖骨部の痛みを伴う場合があります。虫歯や歯周病、扁桃炎、中耳炎、副鼻腔炎、歯科金属が原因のこともありますので、耳鼻科や歯科での治療が必要なこともあります。また、必要に応じて金属アレルギーの検査を行います。タバコが原因のことも多く禁煙が効果的です。
治療には外用薬を主に使いますが、難治の場合は内服薬、漢方薬、紫外線療法などを組合わせて治療します。治療の詳細は、乾癬の項目を参照してください。