毛孔性苔癬(二の腕のぶつぶつ)

 毛孔性苔癬は遺伝性があり、幼少時から見られますが、思春期頃に目立ってくることが多い疾患です。発症年齢は10歳台が51%、20歳台が35%で、30歳台が12%です。上腕伸側に好発し、大腿伸側や臀部にも見られます。稀に他の部位にもみられることもあります。目立つところにできるためとても気になり、悩まれるかたが多い疾患です。

治療は、サリチル酸ワセリンや尿素軟膏などの外用を行ないます。活性型ビタミンD3の外用が有効なこともあります。また、ケミカルピーリングやレーザー治療が有効な場合もあります。

当院での治療

当院では、最初に外用療法(サリチル酸ワセリンやビタミンD3外用、ディフェリンなど)をおこなっていただき、改善しない場合には、ケミカルピーリング、フラクショナル炭酸ガスレーザー、脱毛レーザーを用いて治療を行なうことが可能です。症状やひとりひとりのご希望に合わせて、治療方法を提案いたしますのでご相談ください。         

 

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