痒疹(ようしん)

痒疹(ようしん)は、湿疹や皮膚炎とは違い外用薬を塗布するだけでは治りにくい皮膚疾患です。かゆみが強く、盛り上がり、1個1個が独立してみえます。虫刺されの後にできることもありますが様々な原因で生じます。

痒疹の原因検索のために血液検査やCT検査を行うこともありますが、原因が特定できないこともあります。

治療は、日本皮膚科学会のガイドラインを参考にすすめていきます。そして、保湿やスキンケアを十分に行い、原因を考えていきます。

皮膚の状態にあわせて外用薬や内服薬、漢方薬で治療していきながら、難治の場合は、液体窒素による凍結療法や紫外線治療などをおこないます。

痒疹の原因

  • 薬剤(長く飲んでいる薬でも原因になることがあります。)
  • サプリメント
  • 金属(歯科金属など、食べ物でも多く金属が含まれるものもあります。)
  • 肝臓や腎臓が悪いとき
  • 糖尿病
  • 副鼻腔炎
  • 虫歯など歯の病気があるとき
  • ヘリコバクター・ピロリ菌
  • 類天疱瘡
  • IgG4関連疾患
  • 内臓悪性腫瘍(がんや悪性リンパ腫など)

 

パソコン|モバイル
ページトップに戻る