部分ダイエット（痩身）

加齢とともに基礎代謝量が低下することで、食事や運動などに気を付けてもダイエット効果が得られにくく、たるみなどの体型の変化が現れることも少なくありません。また、せっかくダイエットをして痩せてきても、部分的に減らない部分があります。二の腕や下腹部、腰部などにたまった脂肪は、運動や食事などによるダイエットでは、その部分だけの脂肪を減らすことができません。

　部分的に痩せる方法としては脂肪吸引が広くおこなわれてきましたが、近年、様々な非侵襲的な医療機器が開発されてきており、より安全な部分痩せの施術が可能になりました。部分的なダイエットとは、理想的なボディラインを実現するために気になる部分の余分な脂肪を減らすことです。日本では欧米ほどボディへの施術が盛んではなく、まだ限られた施設でしか行われていません。

当院では2022年４月下旬ころからトゥルースカルプiDを導入し、部分的な痩身治療を行います。たった15分の治療で施術部位の脂肪が約3か月で24％減少すると報告されています。

トゥルースカルプiDはRF（高周波）を駆使して『皮膚や皮下組織を傷つけず、ターゲットの脂肪細胞を減少させる』ことができるFDA＊の認可を受けた、安全で効果を認められた痩身医療機器です。脂肪細胞は42～47℃で３分加熱すると死滅（アポトーシスと言います。）していきます。このメカ二ズムを応用して脂肪細胞を選択的に加熱し、アポトーシス（細胞がゆっくり死滅すること）に導いて、安全・確実・効率的に脂肪細胞を減少させていきます。皮膚の表面は熱に対して抵抗力があるので、熱による不快感や痛みをあまり感じることなく施術を受けることができます。

１回の施術で、3か月ほどかけて脂肪細胞が消えていき、約24％の脂肪減少効果があるというデータが出ています。一度に6部位（1部位当たり40cm２）の施術が可能です。６個を同時に腹部に使うと40×６＝240cm２より多い、合計300cm２の範囲の脂肪が減少します。

施術を受けた部位の脂肪は１～３か月かけてゆっくり減っていきます。また、治療した部位の脂肪細胞は消滅するので、リバウンドしにくいこともこの治療の特長です。

ただ脂肪を減らすだけでなく、高周波による引き締め効果もありますので、たるみにも効果的です。

トゥルースカルプiD＝脂肪減量＋たるみ改善

＊FDA：アメリカ食品医薬品局＝日本の厚生労働省に当たる政府機関

＊自費診療になります。

＊2022年4月下旬以降開始予定です。