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白斑(はくはん)

尋常性白斑(尋常性白斑)は、後天性に皮膚の色が白くぬける疾患です。20~30%で家系内発症がみられ遺伝的な関与が示唆されています。また、甲状腺疾患や円形脱毛症などの自己免疫疾患を合併することがあり、メラニン色素を作る細胞が自分の体の免疫細胞に攻撃される自己免疫疾患の一種と考えられています。メラニン色素を作る細胞は色素細胞と呼ばれ、皮膚の最外層の表皮に存在しています。白斑部では表皮の色素細胞が減少あるいは消失しています。

白斑は、皮膚の一部だけ色がぬける場合と、全身の色が白くぬける場合があります。年齢を考慮したうえで外用療法、紫外線療法、外科的治療などの治療を行います。   

治療

白斑の病態と治療の効果やリスクを十分理解したうえで、日本皮膚科学会による尋常性白斑診療ガイドラインに準拠した治療を行います。

15歳以下では、顔面はビタミンD3外用やステロイド外用、体幹・四肢ではステロイド外用、タクロリムス外用、ビタミンD3外用が推奨されています。ビタミンD3外用は日光浴との併用が効果的です。

16歳以上は、紫外線療法や前述の外用薬との組み合わせが推奨されており、難治であればステロイド内服や免疫抑制薬内服を行います。

非進行性では、ナローバンドUVBやエキシマライトなどの紫外線療法と、ステロイド外用やビタミンD3外用薬が推奨されています。

難治であれば、最終的には皮膚移植などの外科的治療やカモフラージュメイクも考慮されます。

① 外用薬

タクロリムス軟膏は1日1回より2回外用、さらに密封療法がより効果的です。タクロリムス軟膏の効果判定は3~4か月を目安に行います。

ステロイド外用は部位によりランクを分けて使用します。2か月使用しても効果がみられない場合は、長期間の連用による副作用を避ける意味でも他の治療に変更します。また顔や頚部では皮膚萎縮が生じやすいために注意が必要です。

② 紫外線治療

エキシマライトやナローバンドUVBによる治療を行います。部位や範囲によって回数や機器が異なります。1~3/週を6か月もしくは60回までを目安に行います。

顔、頚部、体は四肢より反応しやすく、手足の白斑に対する効果は低いことが知られています。

紫外線照射により健常部皮膚のみが色が濃くなったりしみ(肝斑)が目立つようになることがあり、サンスクリーンの使用を含め整容面での配慮が必要です。

赤外線照射や近赤外線照射とビタミンD3外用の併用が有効だった症例が報告されており、小児例や紫外線照射を避けたい症例には試みています。

③ 内服薬

進行例にはステロイド内服、パルス療法、免疫抑制薬が使用されることがあります。

④ 外科的治療

1年以内の進行がない場合、整容的に問題となる部位に対して行います。紫外線治療と併用するとさらに効果的です。汎発型は外科的治療で色素が再生しても、その後に再脱色することが多いため治療適応の判断は慎重に行なっています。当院では自費診療ですが、吸引植皮(サクションブリスター法)と1mm グラフト法を行っております。吸引植皮は、白斑部の皮膚をレーザーで取り除いた後に、正常な皮膚を植皮する療法です。約2時間ほどかかりますが、難治な白斑に対して有効です。特に範囲が広い場合に適しています。1mmグラフト法は白斑部に小さい穴をいくつかあけてそこに1mmの正常皮膚を植えていく手術です。30~60分くらいで手術は終わります。範囲が狭い病変に対して有効です。詳しい方法をお知りになりたい方はお尋ねください。

⑤ レーザー治療

難治の場合は、フラクショナルレーザーとエキシマライトのダブル照射で治療を行うこともあります。フラクショナルレーザーで白斑部の皮膚に無数の小さな孔をあけて、そこに紫外線を照射する方法は、難治性の白斑に有効との報告があります。白斑では、メラニンを作る色素細胞は表皮からいなくなってしまいます。しかし毛包の特定の部分には、色を作る細胞の元になる色素幹細胞という細胞が残っています。皮膚に紫外線を照射するだけでも、色素幹細胞は表皮に移動し、メラニンを作る色素細胞になる(分化する)ことは知られていますが、皮膚に傷を付けることでも色素幹細胞は分化し表皮に移動してきます。この機序を応用した治療法で、最近、難治性の白斑に有効例が報告されてきています。傷は小さいものなので1週間くらいでほとんど目立たなくなります。

外科的治療(吸引植皮)

注射器で陰圧をかけています。水疱ができつつあります。

1時間後、水疱ができています。

レーザー治療のイメージ

レーザーで皮膚に多数の孔をあけ、紫外線を照射すると、色素幹細胞は表皮に移動し、メラニンを作る色素細胞になり、色が再生してきます。

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順番予約について

当院ではWebでの順番予約を導入しております。来院前に予約を取り、順番が近づいたらお越しください。

帯状疱疹ワクチン

日本人の約3人に1人が80歳までに帯状疱疹を経験すると推定されています。ワクチン接種により帯状疱疹の発症予防ができます。また、神経痛への移行を減らすことが可能です。50歳以上で接種が可能です。

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ケミカルピーリング

当院ではにきびや毛穴のつまりなどにサリチル酸マクロゴールによるピーリングを行っています。このピーリングはトラブルが少なく、高い効果があるといわれています。

脱毛レーザー

当院では予約制でレーザー脱毛を行っています。医療レーザー脱毛のゴールドスタンダードのシネロン・キャンデラ社のGentleMax Pro®を使用しています。2波長を使い分けることができるので、ひとりひとりの肌質、毛質に合わせた安全な医療レーザー脱毛が可能です。

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当院では通院が困難な患者さんには往診も行います。当院から半径3km以内が原則ですが、まずは電話でご相談ください。

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