〒020-0839 岩手県盛岡市津志田南3丁目14-88
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皮膚のがんは決して少ないものではありません。近年、オゾン層の破壊により地上の紫外線量が増えてきているため、皮膚がんも増加傾向にあるといわれています。進行すれば内臓のがんのように命にかかわります。しかし、症状を知っていれば自分でも早期に発見できますし、早期治療することが可能です。ここでは皮膚のがんの中で頻度の高いもの、注意が必要なものについて説明します。
有棘細胞がん
40才以上の顔にできることが多いがんです。手足や指、下肢にできることもあります。治りにくい傷、放射線治療したところ、やけどのあとなどにもできやすいがんです。いぼのように見えるものや、できものがだんだん大きくなる場合はがんの可能性もありますので、早めに皮膚科専門医を受診してください。早期であれば手術で根治可能です。大きいものではリンパ節や内臓に転移する可能性もあります。
悪性黒色腫(メラノーマ)
ほくろのがんといわれるものです。これは基本的には黒いしみやあざのようなものが出来ます。皮膚のできものの中で悪性度が高いものの1つです。急に大きくなった、形が不整形である、色の濃淡がある、盛り上がってきた、普通のほくろにくらべて大きいなどというような症状があるあるときは注意が必要です。また、手のひらや足の裏にできたほくろは注意が必要です。爪が黒くなることもあります。まずは7mmを超えるほくろがあれば早めに医療機関を受診してください。
当院ではダーモスコピーで観察し、悪性黒色腫の可能性が高い場合は皮膚生検を行うか、大学病院に紹介いたします。
ほくろか悪性黒色腫か、判断が難しい場合は定期的に診察し経過をみていきます。大きくなったり形や色に変化が見られる場合は悪性黒色腫のことがあります。
悪性黒色腫を疑うポイントが5つあります。それは、
① 形がきれいな丸ではなく不整形なもの
② 境界がはっきりしていないもの
③ 色にムラがあり、黒いところや白いところや茶色いところが混ざっているもの
④ 7mmをこえるもの
⑤ どんどん盛り上がってくるもの
これらがあてはまるときには、なるべく早く皮膚科専門医を受診してください。
基底細胞がん
顔にできることが多いがんです。多くは黒いできもので、あまり急に大きくなることはありませんし、転移は少ないですが、放置すると徐々に拡大し、骨にまで浸潤することがあります。出血し易いできもの、熱傷のあと、治りにくい傷、どんどん盛り上がってくるものなども注意が必要です。
早期の皮膚がん
皮膚がんの早期では、湿疹(皮膚炎)に似た症状を呈するものが多くあります。赤くてカサカサしていたり、かゆみがあったりすることがあります。顔や露出部に多くみられる日光角化症、陰部に多い乳房外パジェット病、躯幹に多いボーエン病など普通の湿疹とほとんど区別がつきません。湿疹として長年治療あるいは放置し、病院に来た時にはすでに転移しているということがあります。いろんな治療をしても治らない時、あまりかゆみが無い時、徐々に拡大する時などはがんを疑う必要があります。
これらの症状に少しでも思い当たることがある時は、是非、皮膚科専門医がいる病院で診察を受け早期診断、早期治療をしましょう。
■診療時間
火曜~金曜 9:00~12:30
15:00~18:00
土曜 9:00~12:30
14:30~17:00
木曜日の午後は手術のみ
◎受付終了時間を早める場合があります。電話での診療予約はできません。
■休診日 日曜日・月曜日・祝日
日本人の約3人に1人が80歳までに帯状疱疹を経験すると推定されています。ワクチン接種により帯状疱疹の発症予防ができます。また、神経痛への移行を減らすことが可能です。50歳以上で接種が可能です。
当院では予約制でレーザー脱毛を行っています。医療レーザー脱毛のゴールドスタンダードのシネロン・キャンデラ社のGentleMax Pro®を使用しています。2波長を使い分けることができるので、ひとりひとりの肌質、毛質に合わせた安全な医療レーザー脱毛が可能です。
当院では通院が困難な患者さんには往診も行います。当院から半径3km以内が原則ですが、まずは電話でご相談ください。
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午後 | × | ○ | ○ | ☆ | ○ | 〇 | × |
☆手術のみ
受付終了時間を早める場合がございます。ご了承ください。
休診日:日・月・祝日